やってみなけりゃ始まらないぜ!

 

誰からも続編の期待は寄せられませんが

猪突猛進型とりあえずやってみる系夫

の紹介その2です。

 

 

やってみなけりゃ始まらないぜタイプの夫は

6年務めた生地の商社を辞めて

あれこれ悩むこともなく

すぐにGOOD NIGHT SUITを創業しました。

 

初めてのオフィスは、

友人が借りていた浅草橋のオフィスを間借りして

3畳ほどのスペースでスタート。

 

オンラインサイトを作るため友人に頼り、

カメラマン、モデル、ヘアメイクを集めて、

何とか撮影。

このメンバーがいてくれたおかげで、

GOOD NIGHT SUITを始めることができました。

このメンバーには感謝しかありません!

 

商品は6種類用意して

オンラインショップをスタートするも、

当然お客様はぽつりぽつり。

最初の月の売り上げは12万円。。

(利益ではありません。。)

 

 

忘れもしません、

親友が5着買ってくれたこと…😢

 

周りの友達からは

「こんな高いパジャマ売れないよー」

「1,000円以上のラーメン食べないでしょ?値段大事だよ」

なーんて言われてしまう始末。

 

 

それとは裏腹に、私生活は楽しい盛り。

2016年、私と結婚。

笑っちゃうほど訂正印だらけの婚姻届けを出して、

晴れて夫婦になりました。

 

しかし結婚した当初、

パジャマだけでは生計が立たず

夫はローソンでバイトしていました。

 

「28歳でローソンでバイトって大丈夫か」

 

とは不思議と思わず、

根拠もなくパジャマがもっと軌道にのるとしか思えず、

毎朝私もローソンに通い、

がんばれ~とエールを送り、野菜ジュースを買う。

 

 

少しずつ注文が増えてきたパジャマですが、

ここで問題が。

 

縫製が汚い!

これじゃ検品で1日が終わる!

出荷できない!

 

パジャマの出来があまりにも悪かったのです。

縫製工場とコミュニケーションを増やすも改善されず

寝ても覚めても頭の中は縫製工場縫製工場縫製。。。

 

その結果、夫は血便に悩まされます。

病院に通い、バリウムを飲み、

クリスマスだってのに大腸カメラ。

 

こんなに苦しむなら、

縫製工場を変えましょう!

と決意して、

夫の生まれ故郷の岐阜の工場へお願いすることに。

 

 

その頃私は妊娠、おうちの引っ越し。

オフィスも日本橋へ引越ししました。

 

 少しずつ卸売りを始めて、

伊勢丹 三越やBEAMS、TODAY'S SPECIALなどで

ポップアップショップをさせていただいたり。

 

 

そして2017年春、

夫が大腸カメラをした病院で

息子が産声をあげました。

 

その3へつづく… 

KandoriTomonari