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生地に魅せられて
生地に魅せられて
こんにちは。ブログ担当の妻です。
私事ですが、私は大学卒業後、通信の会社に入り、
9年間ボケッと仕事をして、ヘラヘラと20代を過ごしていたわけですが、
今年の春に退職し、GOOD NIGHT SUITで夫のお手伝いをするようになりました。
アパレル業界は初めてで、
まだ暑い夏に長袖、しかも起毛・・・ はたまた真冬に半袖の撮影って・・・酷!!
とモデルのことを心配したり、
ちょっと形の違うパジャマを作るにも、パターン図面が必要って、め、めんど・・・
アパレルのこと、私何も知らない~~~とゾッとしたり。
例えば同じコットンの生地でも、織り方や編み方でこんなにも手触りが変わるなんて!
ましてや加工でも手触りが変わるので、嗚呼なんと奥深い。
サテンって、生地の名前じゃないの?え、織り方の名前だったなんて。
などなど、今まで何も考えずに服を着ていた自分が恥ずかしくなったりしました。
そんな私とは裏腹に、生地について、マニアックなほど知識を豊富に持つ夫に、
この3年間、色々と教えてもらってきました。
良いコットンを使った生地って、本当に美しいんです。見た目も手触りも。
実際に生地を作るところを見てみたいなぁと思うも、
息子を連れて行くことを思うと、、、おとなしく留守番しようと思うわけであります。
そんな中先日、夫が兵庫県西脇市の生地染工所さんに行ってまいりました。
東播染工株式会社 亀田さんと夫。
今回は、MOON LIGHT PAJAMASの生地を起毛加工するところを見学させていただきました。
写真では分かりづらいのですが、このローラーには無数の針がついています。
くるくる回るこのローラーに生地をあてて、ヨコ糸を起き上がらせています。
その作業を、両面に計8回行っています。起毛感が足りない時には10回することも。
今まさに、MOON LIGHT PAJAMASをなでなでしながらこのブログを書いていますが、
なんと表現したら良いのでしょう。上品な触り心地です。もちろん、モヘアのように毛が抜けることもなく、
繊細な針が生地を掻いているのが伝わって来る気がします。
着てみると、優し~い肌触りがなんとも嬉しい。
両面起毛なので、他の生地に比べてかなりの時間をかけて、この生地は出来上がります。
この生地を使っているパジャマは、
・MOON LIGHT PAJAMAS
・SILENT NIGHT PAJAMAS
・HOLY NIGHT PAJAMAS
是非ご体感ください!!