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Good Night Suit - Tokyo -

024

我が家のかいこちゃん

我が家のかいこちゃん

※(!)蚕の画像を掲載しております。苦手な方はご覧にならないでください。(!)※

 

 

ブログ担当の妻です。

 

 

どちらかと言うと私も、”苦手な方”なのでこの類は見ない派だったのですが、

 

 

飼ってみて分かりました。

 

 

蚕はかわいい。

 

 

 

 

 

 

さて、ひょんなことから、

 

 

弊社の従業員の方に

 

 

「蚕飼ってみないですか?」

 

 

と勧められまして、

 

 

正直、正直、

 

 

丁重にお断りしようか悩みましたが、

 

 

家に桑の木あるし、

 

 

息子と一緒に蚕の成長を見守るのも悪くないし、

 

 

そんなに手がかかるペットじゃないし、

 

 

シルクだし、

 

 

断る理由がなく、飼ってみることにしました。

 

 

6月2日に5匹招き入れたのですが、

 

 

あいにく3匹は、5日後にお空へ旅立ってしまいました。

 

 

残りの2匹は、最後まで我が家で過ごしてくれました。

 

 

 

2匹とも、名前はかいこちゃん。そのままです。

 

 

かいこちゃんたちは、それはもう無心に、

 

 

桑の葉をむしゃむしゃむしゃむしゃ食べ続けます。

 

 

見ていて気持ち良いくらいに、

 

 

むしゃむしゃむしゃむしゃ音を立てて食べます。

 

 

※なんか脱皮もしてました。

 

 

 

 

そんな桑の葉大食い選手の一人は、飼い始めて2週間後、

 

 

ピタっと食べるのをやめました。

 

 

そうです。繭を作り始めたのです。

 

 

あんなに食べていたのに、

 

 

桑の葉に見向きもせず、

 

 

白い糸をせっせと紡ぎ続けます。

 

 

紡ぎ続けること1日。

 

 

白い小さなたまごのような、美しい繭の中に身を隠しました。6月17日です。

 

 

一方のかいこちゃんBは、倍くらい大きくなりました。

 

 

一人になったかいこちゃんBはどこか寂し気に

 

 

桑の葉を食べ続けます。

 

 

その間、家族みんなでかいこちゃんたちを見守ります。

 

 

繭の中で苦しくないのかな。お腹減らないのかな。

 

 

見守ること約2週間。

 

 

早朝、繭に変化が!

 

 

出てきた!!!

 

 

すっかりガの姿になったかいこちゃんAが、

 

 

繭から出てきました。

 

 

 

 

 

出てくる瞬間を拝めるなんて、

 

 

なんてラッキーなのでしょう。

 

 

おかえり、生まれ変わったかいこちゃんA。

 

 

立派になったね。

 

 

良く見ると、黒目がちでかわいい。

 

 

 

 

 

通常、ガになった蚕は、交尾をして間もなく死んでしまうようですが、

 

 

かいこちゃんBも繭になってしまったし、

 

 

かいこちゃんAにはお相手がいないので、

 

 

自由に色々な場所へ歩いて出かけていました。

 

 

 

蚕は、人間の飼育なしには生きていけない昆虫なのです。

 

 

外の桑の葉に置いてあげても、

 

 

脚やお腹の力が弱いのでずっと付着し続けることはできず、

 

 

風で簡単にぽとっと落ちてしまいます。

 

 

目立つ色なのですぐに捕食されたり、

 

 

飛ぶこともできないので自力で生きていけない、

 

 

か弱すぎる昆虫なのです。

 

 

 

 

 

その背景を知った上で飼ってみると、

 

 

なんとも守ってあげたくなる存在で、

 

 

虫嫌いを忘れさせてくれる癒し系昆虫なのであります。

 

 

 

 

皆さまご存知の通り、

 

 

蚕の紡いだ繭は採取され、シルク繊維となり、美しい洋服や生地になります。

 

 

そのために、たくさんの繭をかんたんかつ綺麗に採取する必要があるため、

 

 

ガが入っている繭を、そのまま煮沸して、繊維を採取します。

 

 

 

 

なんだか、この事実が悲しくて、

 

 

でも、私たちが生まれるもっともっと前から

 

 

この方法でシルクは採取されていて、

 

 

そして美しい着物やウエディングドレス、洋服になってきた。

 

 

でも、本当は空高らかに飛び回って、

 

 

子孫を残し、役目を終えた蚕は空へ旅立つ、

 

 

この本来の自然な営みはできなかったのだろうか。

 

 

とか

 

 

もっと蚕が苦しくない方法でシルクをお裾分けしてもらえないのだろうか

 

 

とか

 

 

頭に浮かぶのはネガティブなことばかり。

 

 

ときおり、

 

 

「かいこちゃんがいない!!」

 

 

と家族みんなでたくさん探して、

 

 

見つかった時には安堵のため息をもらし

 

※息子の保育園バッグにとまっていた。

 

 

そっとおうちの中に戻してあげたり。

 

 

毎朝、起きてすぐにかいこちゃん元気かな

 

 

と確認するのが日課に。

 

 

かいこちゃんとの日々は、愛に包まれていました。

 

 

 

 

 

もう、養蚕業が続く以上、仕方がない。

 

 

シルク素材に感謝の念を持ち、

 

 

慈しみ、愛してあげて

 

 

長く愛用すること。

 

 

 

 

そして、GOOD NIGHT SUITでは、

 

 

5年ほど前に1度、シルクパジャマを作りましたが、

 

 

もうシルクパジャマは作らないこと!

 

 

 

 

そう心に誓いました。

 

 

とても勉強になる機会をくれた

 

 

従業員さんとかいこちゃんたちに、

 

 

心から感謝です。

 

 

 

 

我が家のかいこちゃんAは、

 

 

1か月半で、天に召されました。

 

 

かいこちゃんBは、繭に包まれたまま、

 

 

眠り続ける選択をしたようです。

 

 

 

 

 

皆さま、シルクを大切に。

 

 

 

 

 

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